• "体位"(/)
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  1. 鳴門市議会 1978-03-01
    03月09日-03号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    昭和53年  3月定例会(第1回)            昭和五十三年 鳴門市議会会議録 (第四号)            昭和五十三年 三月 九日(会期十九日中第四日目)              議 事 日 程 第 三 号第一 市政に対する一般質問    ────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件日程第一 市政に対する一般質問    ──────────────────────────────────            出  席  議  員(二十四名)    議長  矢  野  善  治  君      一番  奥  田  一  応  君    二番  松  本     聖  君      三番  遠  藤  将  弘  君    四番  藤  田  義  行  君      五番  林     辰  雄  君    七番  原  田  一  幸  君      八番  札  場     清  君    九番  富  田  耕  作  君      十番  平  松  章  生  君   十一番  石  川  忠  治  君     十三番  福  本     節  君   十四番  横  川  春  市  君     十五番  新  居  徳  松  君   十六番  広  瀬  静  男  君     十八番  姫  田  安  男  君   十九番  森     嘉  久  君     二十番  野  崎  博  文  君  二十一番  新  居  義  公  君    二十四番  室  津  サ ワ エ 君  二十六番  下  八     明  君    二十七番  平  岡  朔  郎  君  二十八番  開  発  外  之  君    二十九番  大  端  茂  雄  君    ──────────────────────────────────            欠  席  議  員(四名)    六番  細  川  俊  幸  君     十七番  叶  井  長  助  君  二十三番  乾        茂  君    二十五番  芝  野     彰  君    ──────────────────────────────────            説明のため出席した者  市長       谷   光 次 君    第一助役    立 石 勝 男 君  第二助役     鍋 島 親 春 君    収入役     満 村 佳 一 君  水道部長     笹 尾 清 隆 君    運輸部長    野 崎 格 一 君  市長公室長    西 本 信 也 君    総務課長    桜 井   茂 君  人事課長     西 田 素 康 君    市民課長    三 谷   溢 君  会計課長     日 向   高 君    税務課長    大 塚 太一郎 君  民生課長     河 野 忠 久 君  衛生センター所長                      井 上 広 治 君  国保年金課長   郡   貴代志 君    環境課長    高 田 賢次郎 君  同和対策課長   酒 元   光 君  解放センター所長                      高 田   稔 君  農林水産課長   三 島 利 克 君    商工観光課長  尾 崎 定 男 君  土木課長     野 間 繁 満 君    都市計画課長  森 岡 仁 夫 君  建築課長     湊   静 雄 君    耕地課長    森 谷 貞 夫 君  福祉事務所長   田 淵   実 君    競艇部業務課長 益 井 辰 夫 君  競艇部庶務課長  大 島 安 幸 君    競艇部警備課長 堀 川 昭 雄 君  水道部業務課長  岡 田 典 夫 君    水道部工務課長 中 川   守 君  消防本部次長   三 矢 茂 春 君    消防課長    江 本   猛 君  教育委員長    青 山 盛 雄 君    教育長     佐 賀   弘 君  教育次長     田 淵 公 一 君    庶務課長    歌 川 重 雄 君  学校教育課長   沢   照 雄 君    社会教育課長  橋 本 義 男 君  青少年課長    菊 池 啓 介 君    体育課長    木 下 正 雄 君  監査委事務局長  米 沢 敏 光 君    農委事務局長  福 永 正 一 君  選挙管理書記長  大 島 嘉 幸 君    ──────────────────────────────────            議会事務局職員出席者  事務局長     辻 見 誠 一 君    次長      豊 田   昇 君  議事係長     黒 谷   需 君    資料係長    川 上 昭 憲 君  書記       中 井 敦 子 君    書記      上 原 恵 子 君    ──────────────────────────────────     午後 一時 十二分 開議 ○議長(矢野善治君) 連日ご参集ご苦労でございます。 これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手許へ配布の議事日程表の通りであります。朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第一 市政に対する一般質問 ○議長(矢野善治君) 日程第一 市政に対する一般質問を続行いたします。通告の順序に従って質問を許可いたします。 一、農業行政について 二、市長の政治姿勢について             二番 松本 聖君     〔二番 松本 聖君登壇〕 ◆二番(松本聖君) 只今議長の許可を得ました二つの問題について質問をいたしたいと思います。理事者各位の懇切丁寧なる説明を求める次第でございます。 まず第一番目に農業行政の問題から質問をいたしたいと思います。昨日代表質問稲作転換等の事については述べられましたのでその重複を除ける意味におきまして取り消しをさして頂きました。私はその稲転をするその前提と申しますかそういうふうな事の基礎になる基盤整備等に関する事について理事者の答弁を求める次第でございます。 鳴門市の農業の中心地である、私はそのように考えておるわけでございますが、大麻地区の総てではございませんが平地の立地条件環境はどうかと申しますと常に冠水による被害に会っておる地帯でございます。だから作る農作物も自ずと制限をされます。現在の所は米かレンコンそれ以外にはできないような状態にあるわけでございます。国の方針をうけて市当局も積極的に転作を進めるという方針でございますが、大豆を奨励されたところでそういう事はできない、こういうふうな環境条件を改善しなければならないわけでございますが、その為に県市も積極的と言いたいわけでございますが、大谷川や樋殿川その他小谷の改修が必要である事は論を待たないわけであります。関係各位の努力に依りまして大谷川第二大谷川の改修については大きく前進していると承っておるわけでございますが、その事は大変結構な事だと思います。つきましてはこの大谷川の以西の排水対策について、これらに関連する二、三の問題を質問いたしたいと思います。まず第一点といたしまして第二大谷川、樋殿谷川の改修の現況はどこまで進んでおるのかという事についてこの際お尋ねを申し上げたい。 第二点といたしまして、それと一体不可分の関係にあるという受け止め方をされておると思いますが天神免樋門周辺での排水機設置の計画についてもどの当たりまで計画が進んでおるのかという事についてご説明を頂きたい。 第三点といたしましてど池川の下流と申しますか、その護岸工事が過去になされて来ておったわけでございますが四年位前から財政等の関連という事で工事が中止になっておるわけでございますが、この問題もただ金がない、どうしてできないのかと申しますと予算の都合がつかないからというふうな説明であるわけでございますが私考えるのはやる気にさえなれば国・県等の補助対象事業に持っていけるのではないか、こういうふうに考えるわけでございますが、以上の問題についてご答弁を願いたいと思うわけでございます。 次に市長の政治姿勢の問題について質問を進めていきたいと思います。まず第一点は県の総合計画基本方針と市政の関連の問題についてでございますが、まず第一番にこの二月に鳴門市に対しまして徳島県より徳島県総合計画基本方針についての意見が求められているというふうに私承っておるのでございますが、その事につきまして意見書を県へ提出、すでに期限が過ぎておりますが提出されておるのかどうかという事でございます。その内容についてどのような答申をされておるのかご答弁を頂きたいと思うわけでございます。 次に市長の政治姿勢の質問の二番目の問題といたしまして効率的な事業の推進についてという事でお聞きしたいわけでございますが、具体的に申し上げますと無駄な工事と私はどうしても思わざるを得ないわけでございますが黒崎南浜線市営球場付近の道路橋の工事についてしょっちゅう工事をやっている西へふったり東へふったり橋をいらん橋かどうか知りませんが、そういう風な工事に今もやっておりますが、その理由をこの際お答えを願いたいと思うわけでございます。ああいう工事をやりましても結局ただでできるわけでないわけでありまして経費も相当かかっているだろうと思うわけでございますが、その金は市が出しているのかどうかという点についてここでお答えを頂きたいと思うわけでございます。以上答弁によりまして再問をいたしたいと思います。     〔第二助役 鍋島親春君登壇〕 ◎第二助役(鍋島親春君) 大麻地域のですね、主として大谷川以西低地部における土地基盤整備の状態これにつきましてご答弁をいたします。 第二大谷川と樋殿谷川それから天神免の樋門の排水機の設置について、それから、ど池川下流からの整備状態これらを総合いたしましてご答弁いたしたいと思いますが、まず大谷川、第二大谷川につきましては先程松本議員さんからもお話がありましたように災害、昨年の災害から以後にですね全面的な改修にのせまして用地買収の話に入っておりますが、大体地元の用地所有者との間に金額の買収金額の話合いがつい最近大体了解点に達しましたので、できるだけ早く用地買収を終わらして全面改修をやっていきたい。これは県事業でそういう進行 状態でございます。樋殿谷川については非常に長い期間法線が決定いたしまして、これについての関係者の同意を求めるべく努力をして参りましたが現在では川崎地域においてまだ反対陳情等が出ておりまして同意点に達しておりませんので樋殿谷川の改修計画が確定しない限り大麻地域の農地に対する基盤整備が農林省の採択段階でいつも問題になりまして、この低地部における土地基盤整備をやるべく計画いたしましたほ場整備も計画だけで実行できないままに現在に至っております。こういう関係でお説のように非常に大きな米の転作を控えまして国が指導をする転作作物の作付けができない状態でございますが、できるだけ早くこの地域の土地基盤整備を特に排水計画を進めるべきであるという事で昨年来樋殿谷川の改修とは別に鉄道線路の西、東を区画いたしまして土地基盤整備を農林省に採択として貰うべく昨年、本年にかけまして鉄道線路の西と東との水位の流下状態がどういう状態に働いておるかという事を水位計を設定しまして現在調査をしております。本年度も引き続きまして七百五十万の予算で県費予算を五十三年度に予算計上を頂けるはずでございますが、これで引き続いてこの調査をやりまして調査結果を本省協議に持ち込み全体設計を採択して貰うようやっていきたいと、この計画で一応低地部のこの事業が調査結果を見なければわかりませんが、淡水防除に持っていくか、かんがい排水に持っていくか、いずれにしても排水を優先する土地基盤整備をやっていきたい、その計画の中でご質問のありました天神免の樋門の設定場所あるいは樋門の能力またもう一つはおそらくこの箇所一箇所では非常に排水し難いだろうという事で想定されますのは小学校の所の七ケ村のゆるのあたりと二箇所位になるんじゃないかと思いますが、私の方としましてはこの二箇所程度に排水機の設置を計画して頂いてポンプの排水をするような計画で進めていきたいと思っております。そういう事で天神免の樋門を市長設定すると申しましたけれども、そういう国費の中にのせてやらないとおそらく集水面積排水能力から考えましてかなりな水量がございますので事業費も相当な量になろうと思いますので単独では対応できないのではないかという、こういう事から先程申しましたような計画に持ち込もうと思うておるわけでございます。そしてその中でど池川の下流から土木課が手をつけましたものも一応この排水計画幹線排水路として位置付けて改修をしていきたい、こういう考え方でおります。今のところ昨年も農林省なり岡山農政事務局から現地踏査をして頂いておりますが鉄道線路の西と東とがやはり一衣滞水の中で水位の差がなければ経済効果が問題になるのではないかという事がいわれておりますが、かなりな格差が出て来るんじゃないかと私共は期待しているわけでありますという事でまずあの地域の土地基盤整備を進めてみたい、これは事業費も大きいのでやるとすれば県営事業として執行する事となると思いますが、まあ一つこういう事に全力をあげてこれから取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。     〔市長公室長 西本信也君登壇〕 ◎市長公室長西本信也君) 徳島県の総合計画基本方針に対しまして鳴門市からの意見はどういうふうに出ておるのかというご質問と理解してお答え申し上げたいと思います。この徳島県の総合計画基本方針につきましては徳島県全般の色々今後の目標達成の為の施策の大綱を示しております。けれども特に鳴門市に関連の深い問題といたしまして現在進められております。四国と本土とをつなぐ為の大鳴門橋関連で今後四国新幹線の鉄道につきまして、この事項がふれられております。この新幹線の鉄道が建設される場合に鳴門市内に是非とも新幹線の停車駅を設置されるようというふうな意見を要望してございます。以上でございます。     〔都市計画課長 森岡仁夫君登壇〕 ◎都市計画課長森岡仁夫君) 市営球場付近の工事が年中ルートが変って不経済だというご指摘でございますが塩田を埋立てた当初組合施行の土運搬をした堅固な地盤を使用しまして仮設道路としてそのルートを決定しておりましたその後権利者等の建築物の申請そういったような要望もありましてこれらのルートを一部変更し組合区画整理の中で組合施行として遂次ルートを変えてやっております。それで丁度組合施行と市施行との隣接する所が約五十メーターでございます現在出している工事は市施行でやる撫養土地区画整理組合の区域の部分でございます。こういうものはいずれも道路に平行しまして併用の水路のつけかえ等をやっております。そしてできるだけ部分共用開始をやりつつ今まで格付けをもってやって来ておりましたけれども将来これを永久橋にする為に現在の橋梁工事をやっているのでございます。無駄とのご指摘もございますけれども色々これらの工事着工に当たりまして権利者との協議が長引いたという点もありますのでどうぞご了解項きたいと思います。経費については工区五十メーター部分を境に市と組合とわかれております。主に組合が仮設道路簡易舗装とかそういった事をやっております。以上です。     〔二番 松本 聖君登壇〕 ◆二番(松本聖君) 再問をいたしたいと思います。第二助役の農業行政についての説明で大分納得のできる点もあるわけでございますが、第二大谷川の改修の問題につきましては用地の話しが大体ついたとそういうふうな事で非常に結構な事だと一日も早く県に対して土地買収を完了して十七号台風の時のような被害が二度と起らないような河川工事ができますようにこの点については市当局からも強く要望して項きたいと思うわけでございます。それと低地の排水対策の問題につきまして助役の説明によりますと県の事業として調査をやっているという事で今年も七百五十万の県費によってこれをやっていくという説明でございましたが要はこれは調査が終わらないと結論が出ないという事に話の順序としてはなって来ると思うんでございますが、一体この調査はいつ終わるのかという事でございます。以前にも県はこの低地の排水対策については私が議員になりましてから、こちらにもう四・五年位前からこの調査はやっておるはずなんですけれどもその調査と今の助役の答弁の調査とは関連があるのかないのかという事についてこの際もう一度聞かせて頂きたいと思うわけでございます。それともう一つ私、低地の排水対策の問題について特に第二大谷川の改修の目途がついたという事と関連いたしまして合せてこういう事をやればなお効果があるのではないかというふうに技術的な面につきましては門外漢で十分わかりませんのでこの際担当の課長からお伺いいたしたいと思うわけでございますが、第二大谷川の起点の少し西手、阿波神社のすぐ東手にバラ谷という小さな谷があるわけでございますが、あの川を第二大谷川へ直接つなぐというふうな事はできないのかどうかという点について調査された事があるかどうか担当課長の答弁を合わせてお聞きしたいと思うわけであります。 次に市長の政治姿勢の問題についてでございますが、只今公室長の説明によりますと鳴門市は県の計画の意見書として新幹線の駅を鳴門市へ設置してほしいというふうな要望を出したというふうな事だけの説明でございましたが昨日当たりの新聞から発表によりまして、また県議会当たりでも色々と議論が沸騰しておるのでございますが新幹線が釆ないというふうな事になってくると駅を設置した所で話にならんわけでございまして.こういうふうな事だけなのかどうかという事をもう少し詳しくご説明して頂きたいと思うわけでございます。何故かと申しますと県の計画以前旧の方針については私その当時から特に疑問を抱いておったわけでございますが人工島の建設とかモデル都市の建設とか本当に夢のような計画を作っておると鳴門市に直接関連する問題だけについて申し上げてもそういうものがあるわけでございますが、そういう事が今度の計画には全然載ってないというふうな事、そういう事が過去にありましたので特にこの際県市とのそういう計画作りの段階からの緊密な連絡が必要じゃないかというふうに思いますので特にこの点を質問したいと思うわけでございます。それと関連いたしましてこの際徳島の議会においては昨年の議会において四国の縦貫道路の起点を徳島市を起点にして頂きたいというふうな意見書を作っておるやら仄聞したわけでありますがこういうふうな事についても色々と鳴門市と関連してこようかと思うんでございますが、そういうふうな事については調査したり対応の対策を持っておるのかどうかというふうな事を聞いてこの際説明を項きたいと思うわけでございます。それと私県の方針をある機会に県の当局者から説明を受けたわけでございますが、それと鳴門市政の関連、大学誘致の問題なんかについても県の方針にはふれておりますけれども、今議会の市長の議案提案説明の前文の中で市長は特にこの教員養成大学院大学の誘致について非常に意欲的であられるという事はよくわかったわけでございますが市長は市政の基本目標をいつも明るくて住みよい豊かな町作りというふうな事にいつも言われておりますけれども今回の議案提案説明を読まして頂きますと特に今後の鳴門市発展の基礎というふうに教員養成大学院大学の誘致の問題を位置付けておられるわけでございますが、私この事についてちょっとお伺いしたいわけでございますが何故そういうふうになるのか大学誘致が鳴門市発展の基礎といわれるその根拠をこの際お聞かせ願いたいと思うのでございます。私の考えでは大学誘致は確かに鳴門市の教育や文化の問題については一定の貢献を果たすであろうという事は思いますけれども鳴門市というのは教育だけでは成り立たんわけでございまして鳴門市発展の基礎というふうになって参りますとこれはちょっと大学誘致問題を過大評価し過ぎていないだろうかと思うわけであります。そういう点につきましてこの際市長からこの根拠をご説明願いたいと思うわけでございます。     〔土木課長 野間繁満君登壇〕 ◎土木課長野間繁満君) バラ谷改修の計画について答弁いたします。阿波神社の東側にありますバラ谷川鉄道線路の所でずっと西の方に迂回している事で常々第二大谷川というのですか放水路に直接流したら良いではないかと考えておりました。そこでこの度の改修計画にはですね、バラ谷の流域も含めて雨量計画して貰っております。ただ一般的に可能である事でまだ具体的にですね詳細な洪水の関係、水位の高さの問題であるとか線形の問題等についてはまだ調査しておりません。しかし将来第二大谷川が改修されましたらその上にのせるという基本的な考えでおります。以上です。     〔第二助役 鍋島親春君登壇〕 ◎第二助役(鍋島親春君) 先程お答えいたしました調査の結論が出なければという事で調査の完成をできるだけ早くやりたいと思っております。少なくとも今年度にはあげたいと思っておりますが実は昨年も二百五十万で水位計を設定してまず水位の状態をという事で昨年据えましたけれども幸か不幸か雨が降らなかったものですから鉄道線路樋殿谷川の方とそれと下流との鉄道線路下を流下する流量とか或いは水位差というものが得られなかったそれが一番大きなねらいでございましたんですが得られなかった為に又引き続いてやっておりますが今年もそういう調査があがればそれで一応全体計画の協議に本省に持っていきたいと思っておりますが、そういうからみもございますけれども一度今年度であげたいとこういう考え方でおります。それから従来やって来ましたものとの関連でございますけれども従来土地基盤整備の調査をやっておりますが樋殿川から下流、樋殿川の改修が前提としてですね樋殿川の流量を全部ポンプ排水で受けるという計画は従来やった事がないわけなので樋殿谷川はそのままポンプ排水にかからないで旧吉野川に流れるという前提の調査でございますので、この調査をあげていく為には樋殿谷川の着工の時期を確定しなければ採択しないというのが従来の調査時果の難点でございましたので、いつまでも樋殿谷川の着工を前提とした土地基盤整備事業計画ではですね、非常に先行きが長いので先程から説明しておりますような鉄道線路を境に線路から下流の方は樋殿谷川の完成がなくても樋殿谷川の水の影響をもろには受けないんだという私共認識で今回鉄道線路から下流の方の樋殿谷川の改修を前提としない調査を始めたわけであります。そういう事で前のとは前のは使うわけにはいかないので別個の調査でございます。ただこれも従来のと同じように幹線排水路の用地がかなり必要になって来るんじゃないか、そうしますとやはり排水路の堤防あるいは排水路の用地なんかに地元の非常に強力なこれに対する協力態勢をこれから要請していかなければ実現しないかと思っておりますのでここらの幹線排水計画についても十分地元と協議しながら全体計画をくんでみたいと思っております。     〔市長公室長 西本信也君登壇〕 ◎市長公室長西本信也君) お答えいたします。先程私から答弁いたしました徳島県の総合計画基本方針の回答につきましてもう少し詳しく説明するようにというふうな事でございましたけれども、ご存知のようにこの徳島県の総合計画基本方針と申しますのは従来新県想と称しまして昭和四十七年三月に索定いたしましたものを最近の経済変動に基づく県政の方向の大巾な転換に伴ないます、いわゆる計画の見直しというふうな事で作定されましたものでございまして先程もご説明いたしましたように、それぞれ県下全般のものを網羅しているのでございまして、この案の中には鳴門市に関係のございます部分が九点位あるわけでございます。ご指摘のように大学誘致の問題も含めましてそれで特に私の方の市の考え方といたしましては色々関係各課の方のご意見等も拝聴いたしまして最終的に問題点を集約して特にこの本四関連にポイントをしぼりまして回答したような次第でございます。なおこの徳島県の総合計画もございますけれども鳴門市におきましても、すでに昭和四十七年に鳴門市の基本構想、昭和四十九年にこれに基づきます基本計画を作定しておりますけれども、この計画を現在の状況を踏まえまして鳴門市の考え方をもう一回見直そうという事で近くその案を作る事に計画しておりますので合わせてご報告を申し上げる次第でございます。以上でございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。四国縦貫自動車道の起点の問題ですが、この道路は本四架橋を渡って来る高速道路につなぐという基本方針を建てております。先般私の方へも相談がありまして、この高速道路につないで山際を通って行こうという計画を建てておるようでございます。そこでこの道路は徳島の末広高速道路にこれにつなぐべきだという話をしたのでございます。起点というのは解釈の問題で高速道路につないでそれだけでいくんなら鳴門が起点になるというふうにも解釈できますが末広道路につないでそれで鳴門の方へ伸びて来て本四架橋の高速道路にのぼるとすれば徳島が起点になるとこういう解釈もできるのであります。とにかくその高速道路につなぐという基本方針で計画をされておられるのでございます。そういうふうにご理解頂きたいもんだと思います。 それから大学誘致の問題ですが、鳴門市を学園都市として伸ばす以上は教員大学は是非誘致すべきだ、この誘致によりまして鳴門市の文化レベルもあがるであろうそして又人口も約二千人位増えるんでないか、これに二千人も増えて来ると地場産業もそれに従って増えていくだろう、盛んになっていくだろう、鳴門市で生産されたものが或る程度鳴門市で消化されるのではないか、そして又商店街の振興にもつながっていくだろう。色々な点を考えまして、この教員大学の誘致というものは、これは私は是非とも鳴門市としてはやらなきゃならない重大な問題だ、これをその基礎に考えて鳴門市の発展を図っていくべき将来の子供のしあわせ鳴門市民のしあわせを考える時にこれはどうしても実現しなければならないというふうに私は考えて力を入れているような状態でございます。これが鳴門市発展の基礎だと私が表明しているのはそういう気持ちでございますのでご理解項きたいと思います。以上でございます。     〔二番 松本 聖君登壇〕 ◆二番(松本聖君) 再問いたします。農業行政の問題でございますが、先程土木課長の説明は了といたしたいと思います。そういう立場から積極的に進めて項きたいと思うわけでございます。それと第二助役の答弁の件でございますが、以前からの調査と今回の調査は違う、今度の調査は今年一年で仕上げたいという事でございましたが、その調査が速やかに完了して懸案の問題の解決が一日も早く実現されるよう望むものでございますが、そういう問題と合わせまして現在の生産調整と云う事はすでにこの五十三年度から実施されるわけで、それまでの間結局農家が基盤整備が遅れているが為に対応できないという矛盾は解決できないと思うんでございますがそういう点から考えましても私は根本的な対策とそれに至る事前の対策と申しますか、緊急にやらなければならないというふうな事も実際沢山あるという事を認識して項きたいと思うわけでございます。実際の状況を一例を申し上げますと山や上流からの雨水によって浸水するというふうな実態じゃなしに旧吉野川のダムが閉鎖されている時に旧吉野川から逆流して来る水によって夏場田があぜを越して浸水して来る一帯の田んぼが一面の一枚田になってしまうというふうな実態があるわけでございます。こう天気が良いのに夏掘りのレンコンをしている農民の方々がレンコンが掘れないというふうな状態があるわけであります。これは決して上流からの水ではないという事はすでに耕地課の担当者なら十分ご承知だと思いますが、そしてこういうふうな状態は秋遅くまで続く干田から機械が入れるような状態になるまでには十月の下旬までかかるというふうな実態になって来ているわけでありますが、こういう問題の解決は是非緊急を要する問題ではないかと私は思うわけでございますが、これらについて具体策はあるのかどうかという事についてご答弁を頂きたいと思うわけでございます。 次に市長の政治姿勢の質問でございますが市長の先程の答弁によりまして大学誘致の問題の受け止め方そういうふうないきごみというふうに私は取るわけでございますが、ちょっと甘いのではないかと、評価が甘いのではないかというふうに率直に感じるわけでございます。二千人、人口が増える事によって大きく鳴門市の状況が変わるというふうな簡単なものじゃない、現在鳴門市に住んでいる市民が六万四千もあるわけでございます。その市民の生活の問題をどうしていくかという事がまず何よりもやらなければならない問題ではないかというふうに思うわけであります。まあそういうふうな観点からの計画と申しますか、方針、鳴門市と徳島県との総合計画基本方針を是非この際確立して頂きたいと思うわけでございます。公室長の説明によりますと近く見直しをやりたいというふうな答弁でございましたので、その際には是非そういう事を市政全般にわたって市民生活全般にわたっての問題をより、ただの机上プランではなしに本当に地についたプランを作って頂きたいと思うわけでございます。この際私は特に感ずる事を申し上げたいわけでありますが、鳴門市の先程公室長が申しましたが構想や計画等は作ることは作れます、しかしそれが実際の実現というふうな事とはおよそかけ離れておると申し上げたいのであります。あれはプランはプランであって日常の行政と関係ないというふうな事ではいけないと思うわけでございます。私はこれに原因は市長の政治姿勢にあると思うわけでございます。私は議員に選ばれまして七年を過ぎようとしているわけでございますが、その間の市長の市政執行に接する中で市長は常に明るくて豊かな住みよい町作りという事をよく云われて来た事は私自身もそういう事が宙暗記する位憶えているわけでございますがそれに至るまでの道しるべと申しますか具体的な計画が不明確であると率直に申し上げたいわけであります。この際最後になりますが市長の総合計画に関する受け止め方につきまして市長のご見解をお伺いして私の質問を締め括りたいと思うわけでございます。     〔耕地課長 森谷貞夫君登壇〕 ◎耕地課長(森谷貞夫君) お答えいたします。旧吉野川の水管理につきましては、かんがい期といたしまして三月の十五日から九月十五日までの六ケ月間でございますけれども、その水利とか樋門の開閉等につきましては旧来の吉野川の土地改良区が管理しておりました慣習を踏襲すると、水位につきましてもその当時の水位を変えないという原則でもって現在は水資源開発公団が河口ぜきの管理をやっているわけでございます。しかし色々上流下流で利害関係が相反する事が非常に多うございますので、昨年度から旧吉野川等河口ぜき管理運営協議会というものを発足さしております。その構成といたしましては旧吉野川沿線の市町村土地改良区水資源開発公団、県、それと建設省というメンバーで構成をいたしております。当然鳴門市もその構成員でございます。又鳴門市のほとんどの農地が加入いたしております旧吉野川土地改良区のその構成員でございます。そこで色々意見を要約いたしまして管理の万全を期していきたいという協議会でございます。鳴門市におきましても上流でございます津慈土地改良区、それから川崎水利組合、それと市場土地改良区こういう方々の意見では水位が急激に下るという意見もございます。又藍住町には中島土地改良区という改良区もございますが、そこも水位が下がりすぎてポンプの用水にかからないという時期が非常に多うになっているという苦情も出ているようでございます。この点も含めまして県の耕地課で水位調査を今年やる予定にいたしているようでございます。これにつきましては河川課、建設省、水資源公団そういう方面も含めましてどの程度の水位があれは上流の方にも辛抱して貰うし又下流側にも辛抱して貰う水位になるというふうな水位調査とその原因、そういうものを本年度調査をやるんだというふうに伺っておりますので、そういう面も含めましてできるだけ利害が相反する面も多うございますけれどもできるだけ辛抱して貰える面は辛抱して貰って協調していきたいというふうに考えておりますのでご了解頂きたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。私はいつもお話のように鳴門市を明るくて豊かな住みよい町にするんだと、こういうその目標を建てて各方面に努力をしておりますが、これは結局市民しあわせの為に我々はできるだけの努力はやるべきだという積りでございます。私は学校教育に力を入れるのも鳴門市の子供の教育、そして又学校とお母さん方の父兄との連絡だとか、あるいは場合によっては社会教育の問題だとか色々な面において他の市に負けないように鳴門市の子供とか、あるいは鳴門市の父兄の方々が教育に非常に関心を持ってもらって子供達の幸せの為にという気持ちでその力を入れておるわけであります。そして又産業の振興にいたしましても大学誘致にいたしましてもそれだけが目的ではございません。大学を誘致した場合には色々な方面に波及していきまして全体的に進んでいくんではないかというふうな考えのもとにこれ鳴門市を学園都市として伸ばしていこうじゃないか、そして又一方観光都市として観光施設の整備しようじゃないか、あるいはその鳴門市の地場産業これの育成も考えていこう、色々な計画を建ててやっているわけでございます。ただその私は鳴門市のきれいな空気、きれいな水はこれはやはり汚してはいけません。これはいつまでもその汚さないようにしていかないかんと話しまして工場誘致に対して積極的な力を入れないのはそこなんでございます。県の方へも話しまして公害のないような工場を世話してくれないかと話しいたしましたら、そんなうまい工場はありませんと断わられた事もあるんですが、我々はこの空気と水は決して汚してはいけません。この自然の環境はいつまでも堅持していってそして鳴門市民の幸せの為に頑張っていく総合計画もその幸せにつながるような計画でなければなりません。今基本計画を建てて時代と共に色々変っていくもんですが、基本には変りはないけれども計画に依りますと、あるいは変更しなければならない場合も無いとは限りません。結局、私達は鳴門市民の幸せにつながるものならばこれはもう積極的にやるべきだと思っております。先程公室長が新幹線の問題についてお答えいたしましたが、新幹線というものは、おそらくそう簡単に実現するものではないと思います。もし鳴門を通って四国へ新幹線が来る場合はという前提で考える時には鳴門を通過都市にしないで鳴門の山の上でも新幹線の駅を作って貰いたいという希望を申し上げただけでございますが、新幹線、県の方で大分論議されているようですが、そう簡単に私は実現するものではないと思っておるわけであります。とにかく総合計画は建てまして、総合計画建てる場合に鳴門市民の幸せという事とまず基本におきまして色々な問題を検討して計画を建てるべきだという事を私は考えているのでございます。以上でございます。     〔二番 松本 聖君登壇〕 ◆二番(松本聖君) 只今の答弁によりまして、まだ少し解明、納得いかん点がございますので農業行政の問題について再問いたしたいと思うわけでございます。担当課長の説明によりますと旧吉野川水系の水利組合の間におきまして利害の相反する所があるからその点はお互いに辛抱して貰わないかん点もあるという説明でありましたが、そういうふうな事でこの基盤整備事業の遅れの問題をそういう所へ持っていくべきでない、利害が相反するからそういう旧吉野川からの水の逆流問題を辛抱せいと結局取れるのでございますが、そうじゃなしに旧吉野川の水を各樋門で完全にカットする事ができるならばそういう問題は解決すると思いますし昨年完成いたしました数億の金をかけて完成しておるわけでございますが小松原の排水機の運用なんかも十分こういう事にこそ役に立てるべきでないかというふうに思うわけでございますが、その説明が全然無かったわけでございますが、あれはどういう時に利用されるのか宝の持ちぐされのような状態であるといっている人もありますが、その事をもう少しご説明願いたいと思うわけでございます。市長の政治姿勢の問題につきましては市長只今の答弁によってこれからそういう事によって具体的な計画を進めていくという事と、もう一つ四国に新幹線が入って来る問題についての答弁があったわけでございますが、市長の認識は、これ大きな県の話をしたって始まらんわけでございますが、県知事の考えとちょっと認識において違うような気もいたしますが、確かに新幹線が来る事が四国の発展に直結するというものでもないと思いますけれども、とにかく私はそういう新幹線がどうこうという事じゃなしに市の計画が本当に県の計画みたいに計画建てる度に変るというふうなものじゃなしに市民生活に密着したその市民の産業や鳴門市の経済と密着したようなそういう計画に今度は是非充実して頂きたいという事を申し上げてその市長の答弁に対しては再問をやめたいと思うわけでございます。それから先程都市計画課長より答弁のございました件のちょっと私自身忘れておりましたが黒崎南浜線の道路の工事の問題についてでございますが、色々理由はあると思いますが結局この財政の厳しい状態の中でああいう事をするのは無駄な事でなかろうかというふうに思いますので今後そういう事のないよう十分指導をして万遺憾のない行政執行をして貰いたいというふうに思うわけでございます。     〔耕地課長 森谷貞夫君登壇〕 ◎耕地課長(森谷貞夫君) お答えいたします。先程は旧吉野川の流域を主にご説明いたしたわけでございますが、大谷川の小松原排水機につきましては今年度まだ排水機は据っておりますけれども、それに付帯する上・下流に樋門がございますが、その整備を現在やっております。その整備が終わりますと全部完了となるわけでございますが、それを想定いたしまして市なり県なり又土地改良区で協議会を持ちたいという事で土地改良区とも打ち合わせをいたしております。それの水管理については細かい点まではできかねますけれども、通常の場合にですね水管理についてはこうしたいという事の案をこしらえまして協議する事にいたしております。県の樋門の改修が今年度ございますが、おそらく三月一杯位ででき上がると思いますが、それができ上がりましたらそういうような方法でやる予定にしておりますので、そのようにご了解頂きたいと思います。     〔二番 松本 聖君登壇〕 ◆二番(松本聖君) 只今耕地課長よりそういう方向で解決をしていきたいというふうな答弁がございましたのでこれ以上質問はいたしませんが是非この稲作転換とか水田の利用の問題等についての国、県、市が農民に米作りから転換していけとそういうふうな指導されるならばそういう事ができるような態勢に一日も早くもって頂きたい。特に只今説明のございました小松原の排水機の運用なんかについても是非有効な活用がなされますよう強く要望して私の全質問を終わりたいと思います。 ○議長(矢野善治君) 十分間小休いたします。     午後 二時十六分 休憩     午後 二時三十分 開議
    ○議長(矢野善治君)  一、教育行政について 二、福祉行政について             二十八番 関発外之君     〔二十八番 開発外之君登壇〕 ◆二十八番(開発外之君) 通告の順序に従って質問いたしたいと思います。まず教育行政について、教育施設についてまず幼稚園教育では欠かせないと思うリズム教室についてお尋ねしたいと思います。雨天の場合の遊び場あるいは運動場の役も果たしていると思うが教育長はリズム室をどのように利用しようと考えておられるのか又昨年の鳴門市の降雨日数は何日あったのか、もしお知りであったらお尋ねしたいと思います。又各学校等にある夜間照明はコロナプランの一貫として取り上げているのもあれば当然社会教育施設の一員としても考えられると思うが、昨日の代表質問でも青少年教育、又野外活動の重要性については種々論議されておりましたが、社会教育あるいは社会体育の両面性もあると思うが、又かなり効果も上がっていると理解するものだが、地区あるいは位置付け必ずしも良いとは思わないが、そのように感ずるものでありますが、教育行政を掌握している教育委員会、教育委員長はどのような考えで今後夜間照明の位置付け利用価値をどのように考えておられるのか一つお聞かせ願いたい。 次に教育研究所業務についてお聞きしたい。鳴門市教育研究所設置条例を見ると事業内容として第二条に研究所は次に掲げる事業を行う。一つ教育に関する専門的技術的事項の研究、二つ教育関係職員の研修それら研究効果として第四条では本市の教育の実態に即応し教育の進歩改善に有効にひ益すべきものに重点をおかなければならない等とありますが、そこでお尋ねしたい。二条の教育に関する専門的とは教育機器だけとは考えられないがどうなっているのか、四条の効果として教育の進歩改善に有効とある、この有効の具体的な例をお示し願いたい。次に落ちこぼれ児童生徒に対する教育について、このことばは余り良いことばだとは私は思わないが新聞マスコミ等で教科についていけない理解度の低い児童生徒につけた名称だと思うが、このように思われますか、又あまり良い名称とは思えないが教育長はどのように思うか、又名を付けるとしたら、どのような呼び方をあなたはされるのか、又これら児童生徒に対する対策を専門家たる学校教育課長にお答えご答弁をお願いしたい。以上答弁により再問いたしたいと思います。 次に福祉行政についてお尋ねします。まず寝たきり老人等に対する対策についてお尋ねします。今回提出の条例改正として寝たきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の一部改正する条例は適応対象者の範囲を拡大するものであり賛成する者でございますが、これが改正に伴ない何名の人が対象となるのか、この内わけ、又それに伴なうホームヘルパー等の関連性についてお尋ねしたい。それから高額医療費についてお尋ねしたい。私は前回高額医療費の立替えについて年毎に増す不況風、立替えの為、高利の金をかりての払い、苦しい実状を市長に申し上げた所、市長はすぐ理解され早急解決方、善処するとの答弁がありました。特に市民生活、福祉行政に人一倍の意欲的な市長であり事一日も早い対策こそ必要だと思うが、その後どのようになっているのか、その過程をお示し願いたい。以上ご答弁により再問いたしたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えいたします。一問目のリズム教室につきましては設置基準等で幼稚園の設置基準等で示されておりますが、雨天の場合その他リズムの幼児に対する指導上是非とも必要な施設であるというように決められております。但しそれについてははっきりしたどれだけの基準面積を必要とするかというような事については決められておらないようでございます。なお降雨日数については十分調査しておりませんが後程お答えしたいと思います。教育研究所の仕事の中の専門的ということばでございますが、このことばは教育の現場、幼稚園、小学校、中学校等で解決できない、やや高度なというようにご解釈頂いたらと思います。その中には教育機器も含まれる事でありましょうし、又現場で解決できないようなものを教育研究所に持ち込んでそこで色々な高度な研究成果を検討して貰ってそしてそれが現場に還元せられるという性格のものでございます。その次に有効なというご質問でありますが、教育研究所の仕事は先程も申しましたように現場との関係が一体的な分離できないような相関関係を持っておりますので、それが現場におり現場はそれを一つの光としてやっておりまして本市におきましては、すでに色々な方面において教育研究所の成果が現場にひ益されていると解釈しております。 その次に落ちこぼれということばでありますが、このことばは適当でないという方もございますが、一応現在教育界では通っておることばでございます。別なことばで言えば古い教育用語になりますが遅進児というようなことばがございます。遅というのは遅刻の遅でございます。進はすすむ、遅進児、以上でございます。     〔教育委員長 青山盛雄君登壇〕 ◎教育委員長(青山盛雄君) お答えいたします。ご質問の要点は二つであろう。一つは社会教育施設としての夜間照明施設、又その施設によるところの運営内容とその教育効果又その指揮監督はどうかと、その二つにわけられると承ったのでございますが、お答えいたします。夜間照明施設の建設につきましての基本的条件というものは現在までに施設いたしました所のその設備というその建設する毎に各方面にわたりましての条件を持ち出しまして建設して来た事は申すまでもございませんけれども、それでは今後も建設する上にたってどういうふうに考えておるかという点について申し上げたいと思います。これから先、各、各々の中学校区に最低一箇所年次的に建設していくという基本方針でおります。建設時につきましては将来にわたってもっとも効果的に利用できる場所を選ぶ。ある程度考えられます所の光公害とか騒音というふうな色々な予見した上で関係地元の同意が得られる事が大切であるという事、それから交通面はもとよりですが、当該場所に隣接して駐車場があるという事、又できるそういうふうな条件にも事欠かない所、又運動場の面積が球技場として適当な広さをもつという事、なお地元に施設管理運営の母体となる組織態勢が整っておりまして、この運営のそういうふうな条件が揃うわけでございますけれども、なお次は運営につきましてでございますが、その効果、そういうふうな面についての指揮監督という面についても万遺憾のないような点について特にその指導者という事についても、これは社会体育という点からいっても、その人を得る事が困難をするという現状を考えまして、この点を特にその責任者指揮監督というふうな指導者という点については考慮を払って社会教育という面から力強い取り組みを進めていきたいと、このように思うわけでございます。以上でございます。     〔学校教育課長 沢 照雄君登壇〕 ◎学校教育課長(沢照雄君) 只今の先のお話の遅進児の対策につきましてお答えいたしたいと思います。この子僕達をどのように教育していくかという対策については、いわゆるこの落ちこぼれるといわれる子供をどうみるかという事から出発しなければならないと思います只今教育長の答弁の中で遅進児ということばで言われましたけれども真に私もそのように理解しております。遅いけれどもやはり進んでいっきょるし止ったり落ちていっきょるんでない進んでいっきょる子供に対する対策をどのようにするかという基本的な心構えでいかなければならないと思っております。その為に学校の教育の究極の目標にしております知・徳・体の調和の取れた人間性豊かな子供を育成していくという立場から考えた時にやはり一人一人の児童生徒を見落す事なくきめ細かい指導をしていくというふうな事が基本になります。ですから私は落ちこぼれというよりも落ちこぼしをしてはいかんとそういう警告として受け止めております。対策としては、まず学習内容の整備して基本的なものを明確にするということが一つと思います。二番目にはそのようにして基礎的なものを使う時に現在鳴門市に設置されております有効な教育機器を積極的に活用して学習の個別化等をはかって一人一人に似合う教育というものをさせていかなければならないと思っております。 それからもう一点は協力的な指導組織という事が必要かと思いますが、かって教育学者の中でいわゆるチームティーティングというような方式を打ち立てた方がございます。同じ一学年の学年の中で学級が個々に担任が指導するのでなくして同じ学年の教師が共に協力し合って教材研究なり指導法の研究なりしてやっていくという方式なんですけれども、そのような指導組織の充実という事が対策として考えられております。又この具体的な実践につきましては教科とか単元とか具体的なものについて、そこで考えを起こしていかないと一般論では片付かないものがございます。その為に毎週学校では毎木曜日研修日を設けて校内研修を盛んにしておりますけれどもこうした研修を通して教師の専門性を活かして努力していっているのが現状でございます。以上です。     〔国保年金課長 郡 貴代志君登壇〕 ◎国保年金課長(郡貴代志君) お答えいたします。まず最初に寝たきり老人等に対する対策と申しますか、そういった事でこの機会に寝たきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の改正を提案してございますが、従来までは寝たきり老人六十五才が七十才、寝たきり老人と重度身障者の内精神薄弱者で知能指数が三十五以下それと身体障害者障害程度等級表一級に該当する方に対しましての医療費の無料を助成しておりましたが、この度提案いたしておりますのは身体障害者障害程度等級表二級に該当する中で食事入浴排便、日常生活に介護を要する者の内三ケ月以上こうした状態にある方に対しまして医療費の助成するという事でございまして昨年の六月頃だったと思いますが、寝たきり老人、又は身体障害者等の調査をいたしました結果、これに該当される方は鳴門市で二十一名程度という事でございまして、それからヘルパーにつきましてのお答えは民生課長の方からいたします。 次に高額療養費についてでございますが、私達が高額療養費に対しまして当初貸付金制度で一部負担金の高額の為に支払い困難な世帯を救いたいというふうな事で色々検討いたしておりましたところ昨年の十二月下旬に長崎市が高額療養費の委任払制度というものを厚生省にして良いか悪いかという事で回答を求めました所、三つの条件を付しまして良いであろうという事が徳島県の方に内かんとして入りました。それは一部負担金の支払いが困難な低所得者、それから地域の医師会の協力が得られる場合、それから委任払い方式で実施する事が止むを得ない状況であるならばという三つの条件を付して許可が得られるような状態でございます。それで私達も高額療養費の貸付よりもそうした委任払い制度の方が事務が繁雑でなく良いであろうという事で色々検討いたしまして今年の四月分の診療分から実施いたしたいと考えております。この委任払い方式と申しますと事実上の現物給付と私達が俗に申しております現物給付という制度になるわけでございますが被保険者が医療機関に対しまして高額療養費の受領を委任して保険者である市が直接医療機関へその額を支払いするというふうな制度でございますので徳島県医師会それから歯科医師会そういったものの方に了解を得まして今協定書を交すべく書類を届けてございます。それで四月一日以降の診療分から四市が同一の状態で実施をするようにいたしております。以上でございます。     〔民生課長 河野忠久君登壇〕 ◎民生課長(河野忠久君) ヘルパーの問題につきましてお答え申し上げたいと思います。現在老人を対象といたしましたヘルパーは鳴門市には五名ございます。今年の三月一日現在で二十三名の老人のお世話を五名のヘルパーが行っておりますが先程ご質問にございましたこの度の条例改正に出ております。鳴門市寝たきり老人等に対する医療費の助成に関する条例の改正でといわゆるヘルパーとの関係につきましては直接的なものは関係としてございません。以上でございます。     〔二十八番 開発外之君登壇〕 ◆二十八番(開発外之君) 再問いたします。再問に先立ちまして当初に私は身体の調子が非常に悪いので舌足らずの所もありますけれども、よく聞いて答弁して下さいと、こういってありましたが教育長は特に要望したい私は先程のリズム教室につきましては面積等は聞いておりません。遊び場あるいは運動場としての役を果たしているがどう思いますか、こういうように質問した、あとで議事録良く調べてみて下さい、これに対してあなたはふれておりません。という事は先程申しました降雨量につきましてお聞きした事は非常に昨年一月から十二月まで又あとで調べるとおっしゃいましたが私も資料持っておりますのでちなみに申しますと登校日それは私の方は調べておりません。一応一月から十二月まで月によって変りますが百十二日約三分の一は色々と一ミリあるいは三十ミリと色々段階はございますが、雨が一応降っておるわけであります。その内登校日何日降ったか私は調べておりませんが、このような現状でこのリズム教室におきましてはやはり小学校でいえば体育館、幼稚園におきましては特に市街地、中央におきましては非常に運動場も狭隘の中それらの利用は非常にされているわけであります。だから私は面積以前の問題としてこのリズム教室はどのように利用しているか、あなたどのようにリズムとかそういっただけでなく私が言ったように遊び場あるいは運動場としての役を果たしていると思うが、あなたはどうお思いですかと、この点について今一度はっきり一つあなたの見解をお聞きしたいと思います。 夜間照明につきましては教育委員長の適切なる今後の位置づけ等がありましたので、あなた非常に立派な方で又理論整然とお話し頂いて有難たいんでございますが、その事を必ず今のあなたのおっしゃった通りの考えの元に今後夜間照明の位置付けを必ず実施してほしいと、これは強くあなたに要望してこの件は打ち切りたいと思います。 次に教育研究所の問題でございますが、私は研究所の職員は非常に立派な先生方、市内でも又優秀な先生方だとは私はこのように記憶しておるのであります。この先生方にややもすればこれは私の偏見かも知れませんが、なるほど教育長の説明の中では現場で解決できないもの当然あなたのおっしゃった教育機器はですね、今この方達非常に熱心で又年数も古く経験豊かな方でございますので、これは当然解決するでしょう。しかしこの条例要綱から見ますと、これは立派な先生が教科においてもより秀れた先生方がですね、ややもすると教育機器だけの教育方に走られているように見受けるわけなんです。そこで私は四条にふれて効果の具体的な量を示してくれ、量というのは私専門家でございませんので例えばこれこれ教科はこの事によってこう良くなりましたとか、そういう具体的な例をお示し願いたいと思っておるわけでございますので、その点を今一度具体的にお示し願いたいと思います。 次に落ちこぼれ、私もこのことば好かない、非常に私のきらいなと思うんですが、私初めて聞きましたが遅進児というのですか、このようにいわれておる、それで教育課長はその方針について色々種々ご説明もありました当市におきましては特に市長は教育に熱心で又教育機器という、ほん近代的な教育機器をそなえておるわけですが、市長の意をたいしての教育は他都市に比べてどれだけ、ここでいう教育長の言われる遅進児でも結構ですが果たして鳴門市にはこの遅進児が全国平均で見て、どのような数字になっているのか、私はむしろこの遅進児、落ちこぼれということばは教育長並びに学校教育課長としては、このようなことばが、もし鳴門市にあるなれば専門家としては申し訳ないという気持ちのもとでさも当たり前のようなこれらの対策については得々とおっしゃっておるが一つ謙虚な気持ちで本当に真剣にこの遅進児の為の対策は行われておるのか、そうであれば数字で比較を一つお示しを願いたいと思います。 次に条例改正に伴なう寝たきり老人等にと等とありますが、民生課長のお話しでありますと先程担当課長の方からお話しでは二百四十一名の内二十一名の対象範囲が拡がってこの内二十一名おると私はこの中にヘルパーの必要な方がいらっしゃるのではないかと思ったのでお聞きしたのですが、民生課長は私の方の該当者はない、ないのであれば、その他に福祉事務所関係にも当然ヘルパー制度があるわけなんですけれども二十一名のない内わけについて一つ例えば福祉関係あるいは民生関係は何名おるのか、もう少し詳しくご説明お願いしたいと思います。 次に高額医療費の問題につきましては先程担当課長よりすでに市長の私の答弁に対して意を解して早急に手を打たれて今年四月より実施されるという事を聞きまして非常にうれしく思います。この点については私は了といたしたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えいたします。リズム室の所の降雨日数でありますが、一ミリが年間徳島気象台の発表ですが、一ミリが七十二日、十ミリから三十三ミリまでが三十三日、三十三ミリ以上が七日でございます十ミリと三十ミリ合わせますと四十日という事になります。市の宿直日誌によりますと雨と書いてありますのが五十八日ございます。これは年間で見ますと十五%ございます。以上が降雨日数でございます。リズム室の件ですが、リズム室は名称はリズム室となっておりますが、小学校中学校等の特別教室的な活用でありませんので多目的に幼稚園の教育を行う上における多目的な使用の行われる部屋でございます。先程ご質問のありましたように子供の運動場の代用的なものに使っても良い事でありますし、又集会に活用しても良いものであります。それから有効というご質問でありますが、それらがどういうふうな効果を持っておるかという事でありますが、一例をあげさして頂きますと視聴覚でL・L教室等が、教育機器でL・L教室等が設置されておりますが、英語弁論会等におきまして県代表が鳴門市内のある学校で生まれたり、あるいはスペリングコンテストにおきまして非常に沢山の生徒が鳴門市内から優秀な生徒が出ている事はこれは平素からのL・L教室での教育がこういう方面に著れて来ておるのではなかろうかと思います。又鳴門市内の先生方の教育の状態をみてみますと、L・L教室の活用の段階におきまして視聴覚教室の活用の段階におきましてテープというものは非常に簡明直截な手法でもって教材を収録しております。これは時間的なものとかテープの長さに制約されますので非常に簡明直截な編集をもっております。こういう点が教師の教材の定時に影響しておるのか、先生方の指導が非常にわかりやすく焦点をついた指導が平常行われるというような事で先生の指導にも非常な影響をひ益しているような感じがいたします。以上でございます。     〔学校教育課長 沢 照雄君登壇〕 ◎学校教育課長(沢照雄君) 落ちこぼれと言われている生徒はどの位おるかというお尋ねでございますが、よく七・五・三教育という批判のことばがございます。ついていけない子供がどの位おるかというので小学校七ついていける高校は三かついていけないというような批判のことばがあるのですけれども、これは学者の見解なんかを読んでみますと、特にその数字についての根拠はないようでございます。ただそういう不適応な学校に対する適応の状況を印象的に言っておるんだというような結論になっておるように伺っております。本市はどうかという事ですけれども落ちこぼれている子供が何人という事を握むのは非常に難かしいわけなんです。例えば算数のある教科のこの単元はどの位落ちこぼれたかというのは、これはできるかもわかりません。例えば学力考査なんかをして序列をつけてそしてここから下は落ちこぼれとするなればこれは何人という事は言えるかも知れません。しかし落ちこぼれと決めつけて、あるいは遅進児と決めつけ何人という数字はこれは具体的な教科になって来ないとわからないと思いますが一般的には正常な分配曲線とか描かれている通り大体特に劣る子は七%位おるだろうと、やや劣るのは二十四%位はおるだろうという比較的な意味においては数字をあげる事はできます。もう一つ私の方の調査を拝見しておりますが、これは心身障害児の指導委員会の事業としてやったのですけれども能力的に劣るとみられる子供がどの位おるかというので調査いたしましたら大体小学校では〇・八六%、中学校では教科が上がりますので見方が厳しいかもわかりませんけれども二%ぐらいとこれ位が能力的に劣っている特に指導を要する子があるんでないかという面で調査をいたしております。以上でございます。     〔民生課長 河野忠久君登壇〕 ◎民生課長(河野忠久君) お答え申し上げます。先程国保年金課長の方からいわゆる今度の条例改正に伴なう対象人員が二十一名という事でございましたけれども、その中に私の方のホームヘルパーが派遣しているかどうかという事について現在まだ確実な数字をつかんでおりませんので後刻資料として提出を申し上げたいと、かように思いますのでご了承願いたいと思います。     〔二十八番 開発外之君登壇〕 ◆二十八番(開発外之君) 再問を続けたいと思います。 まず教育長のリズム教室に対しての考え方としては運動場に使うても良い遊び場に使っても良いと理解している。当然使わすべきだ、現在使っております、そういうように非常に幼稚園教育では特に多目的に使っている事をご理解頂きまして今後幼稚園新設あるいは増築、改築に当たってはこのリズム教室の面積確保の為にはご努力頂けるよう要望入れまして私はこの件は打ち切りたいと思います。 次に教育研究所並びに私これ落ちこぼれ児童対策等もこれはもう関連性があると思うわけであります。それで二、三お聞きしたいわけでありますが、先程学校教育課長の見解では当然ここでは物さしの当て方、私の聞き違いか知らんけれども中学校で二%位云々とまあこういうように二十%か二%かちょっと開き・・・私は二%位と聞いたわけでありますが、二%であったらおそらく全国で一、二でないかと思いますが、あなたの落ちこぼれの標準ですね、例えば私は一つの教科を例に取ってみたいと思うわけであります。例えば数学、数学の場合のあなたの落ちこぼれの点は何点とみられておるのか、それ一つと、そして先程の二%というのが出て来るのか、どういう所から出て来るのか、その根拠を一つお聞きしたい。数学に一つしぼってみたいと思います。まあ一応一つの例を申しますと全国的に考えられる事はやはり昔、赤点というのですが、中学当たりあったわけであります。赤点までいかなくともその半分の一般世間で言われているのは四十点三十点位のクラス以下は当然もう落ちこぼれの内に入っているように聞くわけであります。あなたの二%の根拠をちょっと数学で鳴門市の例を取って下さい。それに対して教育研究所の職員ですね、非常にこれは、私ほめるわけなんですけれども非常に優秀な人がいるという事を他から聞いた話しですが、もっと関連性をもっての教育機器だけでなくして、この人達は機器以外の能力があると聞いておるわけでありますが、もう少し利用されたらどうかなと思うわけであります。この点どんなんかお聞きしたいと思います。 民生課長にもう一つちょっとお尋ねしたいわけなんですが、先程あなたこれから調べるというお話でありましたので当然了としなければいけないのですけれども、徳島県在宅老人巡回相談員こういう方がおいでるわけですね現在、その中にも県と市と経費を負担し合ってこの人達にもお世話になっておるとそういう話しを聞いたわけです。その業務要綱によりますと五条の中には福祉事務所あるいは民生員関係機関というのは当然あなたの民生課もそうと思いますが、よくその連携を保ちながら又報告の義務もこの方達は持たされているように思うわけです。当然ですね、ここに一級とかそういうのでなくして寝たきり老人等の家庭、当然在宅老人その件についてもあなた方へ報告があるわけと思うわけですが、あなたは先程のヘルパー派遣については現在二十三名ね派遣されておると、あなたの課については、しかし先程言いました二十一名というのは今度新しく条例が設定される事によって範囲の広がる事によって二級の方がこれだけおるという数字なんですね、この二百四十一名の内二十一名の中には当然今まで級位に関係なしに巡回相談員の中から、当然報告があったと思うんですけれど、その内容については何らこの度の事についての関連性というのはこれによって、この方は当然ヘルパーを必要とする方だというこんなふうに理解できる方はないのか、それも又調べる段階かその点を今少しはっきりおっしゃって頂きたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) 教育研究所と機器との問題についてお答えをいたします。教育研究所が扱い、非常に扱っているのが教育機器関係でありますが、あれは現場の学習指導法の改善の一貫としての仕事でございます。学習指導法には色々な潮流と言いますか考え方がございまして徳島県内においても、かつては県の教育研究所が行動的思考学習という指導法を提唱して相当効果をあげた時代もございます。又四国内では愛媛の教育研究所が主体的学習という事で非常に効果を上げた時代もありました。最近は教育工学的な方法を学習の中に取り入れて効果を上げなければならないというのが学習指導法の改善に要請せられております一つの流れでございます。その教育工学を推進する為に教育機器というものを導入いたしております教育機器は一つの学習指導法の推進改善前進の為の手段でございますので、そういうふうにご理解頂きたいと思います。     〔学校教育課長 沢 照雄君登壇〕 ◎学校教育課長(沢照雄君) 先程申し上げました二%というのは落ちこぼれている子が二%という意味ではございません。就学指導委員会の活動として特に特別な教育が必要な者はどれだけおるかという調査をいたしました結果が中学で二%と出て来ているというのでございまして、その前段に申し上げましたように特に遅進児とかあるいは落ちこぼれという子供を判定する時に点数を決めて何点以下というふうにするのであればできますがそういうわけにはいきませんので適確につかむ事はできませんと申し上げる積りでおりましたのですけれども、ことば足らずで失礼いたしました。点数で何点以下が落ちこぼれという事はできないのです。こんな例があるんですが、三十センチのさしで計って物事を区別していくのであればできるのでありますけれども、子供の例えば数学のある教科の単元の勉強さすにしても非常に複雑な問題がございます、計算ができたらそれで良いというものでもありません。どのような考え方をしているか、どのように学習意欲を持っておるか、どのような考え方が身についておるか、そういう総合的なものを数学の力としておるので、例えば計算なら計算だけの点数で決める事はできないと思います。ただその計算問題だけについていえば落ちこぼれがどれ位という事は判定はできると思います。その時にも何点以下という事はできない。平均点がどれ位あってその偏差値がどれ位かという事で見ていかなんだら点数丈で決める事は仲々慎重にしなければならないと思っております。 ○議長(矢野善治君) 小休いたします。     午後 三時 二十分 休憩     午後 三時二十五分 開議 ○議長(矢野善治君) 再開いたします。     〔民生課長 河野忠久君登壇〕 ◎民生課長(河野忠久君) 先程の徳島県在宅老人巡回員という事でございますけれども一応原則といたしまして県の老人巡回員設置要綱にもとづきますと、これは主として一人暮し老人を対象としたものでございます。それから業務要領の第五条に関係機関との連携という事が入ってございますけれども全体的な事についての報告というものは市の方には受けておりません。色々な報告につきましてはそれぞれ相談員が県に対して直接ご報告を申し上げておる。ただその時々によりましては民生課の方に色々とご相談に参ることもございます。あるいは民生委員を通じてご相談に参る事もございます。その時には私の方としては十分なご相談にあづかり適切な措置を講じております。適切な措置と申しますのは施設への入院あるいはホームサイレンの取り付けあるいは福祉電話の設置という事は適時私の方の判断、上司の指示に従いまして措置をいたしております。以上でございます。なお先程の条例改正に伴なう件については福祉事務所長の方からご答弁いたします。     〔福祉事務所長 田淵 実君登壇〕 ◎福祉事務所長(田淵実君) 医療費の身体障害者の二級の医療費公費負担発足に伴ないますその中にヘルパーの増員する必要があるかどうかという事と思いますが大体身体障害者の二級と申しますと重度最重度に近い状態の方が二級でございます。現在の形、生活状態を考えますと一応家族が十分介護できる家庭は家族の介護で生活を送っております。又一人暮しとか介護をする者がない場合には、それぞれの年令区分に応じまして収容施設で生活をしているというのが現状でございます。それでこの二十一人の医療費の二級の開始に当たりましては、これは二十一人と申しますのは、どこまでも予測でございまして申請書の受け付けによって始めて開始するという方式が取られるのでありまして、誰であるかは全然不明であります。一応二十一名につきましては一人暮しの場合はすでに何らかの対策の対象者になっておるという事が考えられる事でありまして現在の老人を二十三人身障の十三人をホームヘルパーが訪問いたしておりますがおそらくこれらの人達は開始すればその中に入っておるという見込みが予測できるというような事でございます。     〔二十八番 開発外之君登壇〕 ◆二十八番(開発外之君) 教育関係での落ちこぼれ対策についてその判断の見解で私との質問とのかみ合いが非常にでき難い点もあり、又向こうも答え難い点もあると思いまして、これ以上続けたい気はございませんが一つ要望を入れておきたいと思います。いずれにいたしましても、はっきりした私はあなた方の逃げ口上にしか思えないわけです。現実にですね、高校入学時の点数等を見ましても県下的な点数をあるいは市内からの受験者の点数から見ましても全国から余り平均から変らないなと私はこのように理解するわけであります。 折角先程も私が言いましたように市長の好意によって全国にさきがけて教育機器の整備これらもそのような子供を救う為にも当然あるものであって、決して一人、二人の代表的な選手を優秀な生徒を作る為の機械でない、この事を特に教育関係者は銘記されて今後その機器を十分活用され俗に言う落ちこぼれというような事は鳴門市から無くなるように、これがあなた達の使命だと考えて一つ教育には全力を尽くして頂きたい事を要望を入れてこの件は打ち切りたいと思います。 なお条例改正に伴なう寝たきり老人等の件でございますが、今福祉事務所長からお話しがございましたが、もうすでにヘルパー等の中に組み入れられているのを知らんかと、こういうすでに名簿も出ているわけなんですけれども、私の持っている資料によると今後の拡大する事によっての二百四十一名中二十一名の中に全然無いとは言えませんが、ほとんどが含まれるという事は無いわけなんですけれども、これもまだ調査中のような感がいたします。当然これも議会が済んでからの作業になると思いますので、いずれにいたしましても、この仕事に対しましては緊急を要する問題だと思います。そういう意味におきましても、この条例が通り次第この二十一名の内容につきましてはよくお調べになって一日も早くヘルパーの必要な方に対して手を打って頂くよう強く要望して私の全質問を終わりたいと思います。 ○議長(矢野善治君) 十分間小休いたします。     午後 三時三十三分 休憩     午後 三時四十三分 開議 ○議長(矢野善治君) 再開いたします。 一、働く婦人対策について             二十四番 室津サワエ君     〔二十四番 室津サワエ君登壇〕 ◆二十四番(室津サワエ君) 議長さんのお許しを得ましたので貴重な時間をお借りいたしまして質問さして頂きます。何分未熟な者でございまして、質問要旨からはみ出る所もございますと思いますけれども理事者の方におきましてはご容赦を頂きまして、よろしくご答弁願います。 先日市長よりご説明がございました議案の中味を検討してみる時、住みよい町作りをめざし市の発展に打ち込んでいる市長の熱意がひしひしと感じられます。しかしその中で私の期待する婦人対策については余り盛り込まれておりませんでした。一九七五年国際婦人年世界会議は平等、発展、平和をスローガンに婦人に対する差別撤廃を目指して十ケ年の世界行動計画を採択しております又昨年十一月には日本政府の国内行動計画が発表されましたが抽象的で失望したわけです。市としては具体的にどう取り組んでいかれるか今後の方針をお示し下さい。又婦人の社会的活動の一方の前進の為に以前から要望してございました婦人会館の建設についての計画はございませんか。 次に男女雇用差別の問題でございますが、基本的な人権として男女平等をうたい上げた憲法のもとでも雇用における賃金昇進、停年又は年金等あらゆる分野で差別は解決されておりません。戦後婦人はあらゆる分野に進出して参っております。しかし男女差別はメチャメチャに行われております。市に雇用されている人にとりましても男女差別があらゆる分野に行われております。しかし今ここに身近な問題を一つ取り上げて理事者の方に考えて頂きたいと思います。今日も一人暮しの不自由なさびしい老人家庭を訪問してお世話している事でしょう家庭奉仕員、又身体障害者の家庭へいってお世話をしております聞けばこの人達は市の職員ではなくして十年以上勤務していても嘱託という身分であるそうです、嘱託とは賃金、諸手当とも一般職員より低いと聞きます。この人達を市においては市の職員に採用をする計画はございませんか。又は嘱託という事について市の職員との案件の差等お聞かせ願いたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。婦人、男女は原則として平等に扱うべきだという気持ちで特に婦人だけ取り上げて優遇はしておらんのでございます。これを一つご理解頂きたいと思います。それから婦人会館の問題ですが、今、婦人会館としては労働省関係の婦人会館、働く婦人の会館、それから文部省が計画している婦人会館これは国立ですが、この二つの問題がありまして労働省関係は規模が小さいもんだから私の方では文部省関係の婦人会館を誘致しよう、こういう計画を建てて文部省と実は交渉をしているのでございます。敷地はすでに前にも申しましたが、運動公園の北側に敷地がございますが、そこへ国立の婦人会館を誘致しよう、これは五十三年度はもうすでに三ケ所が決まっておりますので、五十四年度にできたらこれを誘致しようじやないかというので今文部省と交渉をいたしているのでございます。それから職員の場合に男女平等でないという話でございます。ところによっては平等でないところもございますしかし原則として平等に扱おうという気持ちでやっておるのでございますが、先程家庭奉仕員の問題がございましたが、これはそのボランティア精神からして奉仕的にこれやっておられるので社協の方へ委託してそしてまあ嘱託としてお願いしているような状態でございます。これが市の職員とちょっと性格が違うんでそういうふうに扱っておる状態でございます。嘱託として身分を持たしているような次第でございます。以上でございますので一つご理解頂きたいと思います。     〔人事課長 西田素康君登壇〕 ◎人事課長(西田素康君) お答えいたします。嘱託職員の条件の差というものについてでございますが、現在市の嘱託職員というのは、二・三点雇用の形態が違うわけであります。嘱託というのは一つはいわゆる専門職で専門的な職務内容につきまして高度な立場から一般職員と別に仕事をお願いすると言うもの、それから公民館主事であるとか、あるいは社会教育の指導員であるとか、これも教育的な立場から仕事をお願いするというふうなものがございます。それからもう一つは市の職員を退職いたしました、いわゆる再雇用の人を嘱託職員として雇用しているわけでございますが、これらはいずれも一般職員に準じまして身分的な扱いをいたしております。以上でございます。 ○議長(矢野善治君) 小休いたします。     午後 三時五十二分 休憩     午後 三時五十六分 開議 ○議長(矢野善治君) 再開いたします。     〔二十四番 室津サワエ君登壇〕 ◆二十四番(室津サワエ君) この質問の要旨に関連しての事でございますので昨年の十一月に日本政府が次の国内行動計画前期の重点事項というのを発表した事は新聞紙上でも度々問題になっておりますし新聞の社説においても問題になっております。そしてその以前に県の方へ参りました時にこの計画は県を通じて各市町村へ下ろしてありますとそういう事でありまして、これに対する市の取り組み方をお聞きしたいと思うんですけれども、重点事項の十項目は婦人の政策決定参加の促進、 家業、家庭における妻の働きの評価 新しい教育機会の創出 新しい時代に即応する学校教育 雇用における男女平等 育児環境の整備 母性と健康を守る対策 農村漁村婦人の福祉の向上 寡婦等の自立促進 老後における生活の安定 等になっておりますけれども市としては今後この計画をどのように取り組んで行くか、その方針をお聞きしたいんですけんど。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。今示されました県の方針、これは私は真にごもっともだと思います。私達が市政を執行いたします場合に常にそういう精神で市政を執行いたしているのでございます。今更そういう事をいうのがおかしい、すでにそういう気持ちで取り組みまして婦人も鳴門市民でございます。鳴門市民の幸せという事ならば男女共に幸せにならなければならないという精神で私も市政に取り組んでおりますので、この点ご理解頂きたいと思います。以上でございます。     〔二十四番 室津サワエ君登壇〕 ◆二十四番(室津サワエ君) 只今の市長のご答弁によりまして、この十頃目の中にはすでに実施されているものもございますし、又、今後実施前進をさして貰わなければならないような事もございますし、又新しく取り組んで頂かなければならない事もございます。又県におきましては国内行動推進計画本部というのを市町村においても設置するんだというような事を係りのお役人さんからも聞いております。それでこの問題につきましては今後の課題になると思いますけれども一九八〇年を中間時期といたしまして、ここで一つ締め括って一九八〇年に再び世界会議を開催されて五年間の実績の上に立って後半期の準備が行われる予定であると、このような計画でありますので市長もこういう意を介しまして今まで以上に婦人問題に取り組んで頂きたいと要望いたします。 それと次の家庭奉仕員の嘱託でございますけれども奉仕員とそういう事は自分達の事もかえりみず不幸な人の為に奉仕するという解釈すれはそういう事でございますけれども、やはり婦人が私達のような者が働いておりますし、そうして人を幸せにする為には自分もやはり安定した生活をしなければなりませんので、どうぞ市長におきましては、こういう人達の身分的な事も考えて頂きたいとそういう事を要望いたしましてこの問題は打ち切ります。 婦人会館の問題におきましては、以前に市長が婦人会館についてはまだ仲々建てられないから福祉センターをお使いなさいという事でございましたんですが、私も二、三福祉センターを申し入れて使わさして貰いましたけれども一回は使わさしてくれた、一回は断わられた、もう一回も暖房の故障でという事で断わられた。そういう事でございますので、地域の婦人活動を前進さす為にも是非とも市長におきましては婦人会館の建設に力を入れて頂きたいと思います。婦人意識の向上の為、豊かな地域の活動の為に婦人会館の設立を切に市長に希望いたしまして、この質問を打ち切らして頂きます。どうも有難うございました。 ○議長(矢野善治君)  一、農業行政について 二、教育行政について             十八番 姫田安男君     〔十八番 姫田安男君登壇〕 ◆十八番(姫田安男君) 只今議長から発言のお許しを得ましたので通告に従いまして農業行政と教育行政二点につきまして質問をさして頂きたいと思います。関係課におかれましては懇切丁寧にご答弁なお願い申し上げたいわけであります。 まず第一に農業行政の内の農道と用水の問題でございますが、今日近代社会におきまして非常に生活は多様化をいたしている今日、一受益者のみが負担金を出し合って農道あるいは用水の改修等は不適当でなかろうかと私は思うわけであります。農道も整備をすれば市道以上に良い道路ができるのであって、これらに流れ込んで来る車は今日沢山あるわけでございます。こうした時点をふみとらえます時に一地域の人が負担するというのでなくて市全般の行政の中にこの問題を取り組まなければならない。行政に地域の負担金を受け入れる、あるいは全廃等を考えて頂くようにならないか、こういう点について質問する次第でございます。 第二番目の転作問題でございますが、これは昨日代表質問なり、あるいは農業行政の問題についてつつ農政課長から詳しく説明がございましたが重複を除けつつ質問をいたしたいわけでございます。転作問題につきましてこの昭和五十三年度の転作が決まった時点におきまして私の知る限りでは、もしこの転作が十分に果たせなかった場合に、その減反の数量は翌年度に加算すると、あるいは減反が十分行われない場合にはその買上米丈に買上げしないというような制約のようなもんがございましたが、今日の新聞紙上におきましては、そういう制約が無いというような事が見出しがございましたが、一体この時点をふみとらえまして どのような考え方をしておられるのか、明確なる答弁をお願いしたいわけであります。 次に給食の米飯給食でございますが、過去四回にわたりまして、この問題を取り上げておりますが、今だに確固たる適当な答弁を頂けておりませんけれども、私は農業の立場と子供の健康を守る為に政治生命のある限りこの問題に取り組んでいきたいと私はこのように考えておるわけであります。十月の定例会におきましては教育長から五項目の答弁と、市長におきましては四項目の答弁を頂いておりますが、今日どのようなる米飯給食に対する考え方が、進展をなされておるか、この点についてお伺いをしたいと思います。以上答弁によりまして再問をいたしたいと思います。終わり。     〔耕地課長 森谷貞夫君登壇〕 ◎耕地課長(森谷貞夫君) お答えいたします。農道と用水路の整備についての負担金を軽減もしくは全廃せよという主旨のご質問であったと思いますけれども、農道の整備につきましては、国の方で四十八年度から採択基準ができまして、それにのっとって採択基準に合う所を整備していっておるわけであります。この場合には採択基準が幅員四メーター五十以上と延長一千メーター以上受益面積が二十ヘクタール以上という大ざっぱな採択基準がございますが、この場合につきましては負担金は取っておりません。但し、その用地につきましては時価より非常に安い価格ではございますが、買収いたしてご協力お願いしているような状態でございます。 次に用水路でございますが、用水につきましては、これはもう農家の方々の利用という面ではっきりしておるわけでございますので、負担金につきましては制度は止むを得ないのではなかろうかと思います。以上でございます。     〔農林水産課長 三島利克君登壇〕 ◎農林水産課長(三島利克君) 水田利用再編対策についてご答弁申し上げたいと思います。この転作目標面積が米達成の場合にはどうなるのかというご質問でございましたが、現在の要綱ではそういう事がうたわれております。転作事業面積が未達成の場合には次年度に未達成分の面積を上乗せし、且つ、又その未達成分の相当分に対して米の予約限度数量を減していくというような要綱になっておりまして、現在のところ、まだこの要綱が改正されたというような情報には接しておりませんので、この方法がつら抜かれるのではなかろうかと理解しております。しかし、昨日も十三番議員さんにご答弁申し上げたように、現在のところ鳴門市に県から示されました目標面積が達成できるであろうという見込みでございますので、この心配はないのじゃないかと考えております。以上でございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。米飯給食の問題ですが、私の考えは今も変っておりません。米飯給食の方法も色々あろうと思いますが、例えば週に一回だとか、あるいは月何回だとか、米飯給食をやるという方針が決まればその弁当は父兄が作るべきだ、父兄が作って持って来れば、おかずは今まで通り作って良いと私はそのように考えておるのであります。又、パン食が都合が悪いからこれを全廃して米飯給食にすべきだというようになりますと、今のパン代を市が持っておりますがこれを全廃して全部父兄の方で負担して、お米を持って来なさい、おかずは作ってあげましょう、そういう方針でやるべきだと、私はそういうふうに考えるのでありますが、教育委員会の方へも、そう話した事があります。ご理解頂きたいと思います。     〔十八番 姫田安男君登壇〕 ◆十八番(姫田安男君) 耕地課長の答弁の中で、一定の規格がなければ改修等は難かしいような答弁でございますが、それなれば少数の受益者、あるいは土地が規格から満たない場合には、いつまでも改修ができないという事になりはしないかと、私はかように考えるんですがこれについてどのような考え方をされておるか再問いたしたいわけでございます。 パン食の問題ではございますが、ここ数ヶ月の間にある農業地の小学校で少し調べた事があるわけでございますが、これを一つ読み上げたいと思うわけであります。小学校の一年から六年までの間で朝パンを食べて来る子供が約全生徒の一七・六%、ご飯を食べて来る生徒が七十三・三%、朝何も食べて来ない生徒九・一%、こういうふうな事がわかったわけであります。これを学年別にマラソンをやってみると、実におどろくなかれ、どういうふうな結果が表われたかと申しますと、パン食を食べて来た子供は一位から六位までの間に、上位四位までに入賞者はただ一人もない。ただ五位、六位に二人づつあり、その率は一五・七%、ご飯を食べて来た子供は実に一位から四位までは全部占めております。この入賞率が八二・九%、何も食べて来ない人はたった一人、九・一%ありますが、一人しか入賞がない。一・四%の割合いでこうした結果が表われたわけであります。しかしながら、パンが良いとかご飯が良いとかいうのは、まだまだ追跡調査をいたさなければわからないはずでありますが、こうした結果が表われているわけでございます。私は今後におきましても、実際に教育委員会は生徒の体位向上について、どのようなる施策をされておるのか、この点について、教育長から答弁を願いたいわけであります。以上答弁によって再問さして頂きます。     〔耕地課長 森谷貞夫君登壇〕 ◎耕地課長(森谷貞夫君) お答えいたします。先程申しましたのは、団体営土地改良事業と申しまして国庫補助対象事業でございます。それ以下の事業につきましては、県費補助のいわゆる土地改良事業の補助はございます。しかし、ご承知のように、県の方も非常に財政難でございまして、仲々思うように補助がつかないのが現状でございますが、できるだけこの方の補助も活用して農家のご要望に応えていきたいというふうに考えております。 それと、次に五十三年度を初年度といたしまして転作促進特別対策事業というのがございます。これは転作を促進する為に受益面積を三ヘクタール以上あればよろしいというふうな事業でございますので、こういう面も転作を進める上で活用いたしまして、農道、道路なり、又排水なり、そういう面も一緒に面的な面も合わせて施行したいというふうに考えております。こういう面も農家の方々に、できるだけ周知をはかりまして、活用いたしていきたいというふうに考えております。以上でございます。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えいたします。前段でご質問ご意見の中にありましたが、最近言われておる米飯給食の中に農業政策との関係又、その他の問題という事でございますが、その時に秀れた給食というおことばがありましたが、今直ちに米飯給食がパン給食よりも秀れた給食であるという事はもう少し検討を慎重な検討をしなければならない問題でなかろうかと思います。なお後段でご意見がありましたが、朝のマラソンに家の方でご飯を食べて来た生徒が早いようでありますが、この問題は教育調査というものは、相当サンプリングとか、その方法において慎重を期さないと、数字の魔術にひっかかる可能性もございますので、できましたら、その学校名と調査方法等を言って頂きましたら、専門家によって調査内容を検討して、それに相関関係があるものかどうかについて教育研究所とか、その他上級機関において検討していきたいと思います。なお児童生徒の体位向上という点につきましては真剣に私達はこれを考えております。そして衛生管理の点であるとか、又市の調理士の調理講習であるとか、又栄養士を派遣しての現場の指導であるとか、又配当しておるパンの品質検査であるとか、薬剤士の細菌検査であるとか、色々な方法によって預っている児童生徒の衛生管理並びに体位の向上については慎重に努力をいたしております。以上でございます。     〔十八番 姫田安男君登壇〕 ◆十八番(姫田安男君) 只今農水課長からの答弁で満足をする者でございますが、現時点の農業を考えてみます時に一大転換であり重大な時期に直面をいたしておるわけであります。現在の作付け反別野菜の作付け反別あるいは果樹の作付け反別、こうした所から計算が生まれる、その需要と供給が今日の時点におきましては、バランスがとれた事ではなかろうかと思うのでございます。こ れ以上、野菜がもえ、果樹がもえれば、農家全体の一大転落の時期が来るのではなかろうかと、私は考えるのでございます。この時点をふみとらえまして、農業の基幹政策を十分に行われるよう特に要望いたしまして、この問題は打ち切りたいと思います。 米飯給食の問題につきましては、幾ら申し上げても仲々結論が出ない、今後の問題といたしまして、私もよりよき研究を続けたいと思うわけでございまして、これをもちまして全質問を終わりたいと思います。 ○議長(矢野善治君) 本日の一般質問はこれで終わります。 明三月十日は午後一時より再開いたします。本日はこれをもって散会いたします。     午後 四時二十一分 散会...